CSRCorporate Social Responsibility

環境環境

環境方針

エスプールグループは、地球市民の一員として、グローバルな課題である環境問題に対して重要な課題であると認識し、持続可能な社会を目指して責任ある行動および取り組みを行っております。
持続的成長の実現に向けて、SDGsが対象としている地球環境と当社事業活動との調和を図り、日本政府のカーボンニュートラルの方針等を支持し、環境に配慮した企業経営を推進していきます。

環境方針・行動指針

  • 1. 事業サービスを通じた環境への貢献

    当社のサービス・商品などの事業を通じて環境負荷の低減、顧客の環境意識の向上に貢献します。
  • 2. 環境関連法令の遵守

    国、地方自治体などが定める環境に関する法規制を遵守します。
  • 3. 環境負荷低減の取り組み

    自らの事業活動が環境に与える影響を把握し、環境改善目標を定め、GHG排出量やエネルギー消費量、廃棄物量などの継続的な環境負荷の低減に努めます。
  • 4. 環境管理の確立

    環境マネジメントシステムを活用し、環境目標を設定、定期的な見直しを行い、その継続的改善を図ります(株式会社エスプールロジスティクスはエコアクション21を取得中)。
  • 5. 環境マインドの醸成

    継続的に従業員に対する環境教育を計画的に実施することで、環境保全に対する意識向上に努めます。

環境マネジメント

気候変動に関する事項について、環境経営方針に則り、経営戦略と一体的に推進していくため、2021年3月より、社長室内にESG担当役員を配置の上ESG担当役員を責任者として、取締役会レベルで管理する体制としています。
グループ内子会社における気候変動にかかる影響やリスクについてはエスプール社業務執行役員レベルで報告・協議します。そして、より重要度の高い議事について、業務執行役員は代表取締役社長およびESG担当役員に対して報告および議論を行います。

気候変動管理体制
気候変動管理体制

気候変動への取り組み

気候変動問題に対応する団体への参画及び自社によるアクションを通じて、社会と一体となって環境問題を緩和および適応の両面で取り組みを推進していきます。特に、エスプールロジスティクスは、環境省が策定する環境マネジメントシステム「エコアクション21」を取得しているほか、「再エネ100宣言」に加盟し再生可能エネルギー100%化を推進しております。

主な環境活動

エコアクション21
エスプールロジスティクス

「エコアクション21」は、環境省が定めた環境経営システムに関する第三者認証・登録制度となっており、「事業者の環境への取り組みを推進し、持続可能な経済社会の実現に貢献すること」を目的としています。
エスプールロジスティクスでは2021年8月に認証を取得し(※1) 、本制度に基づく気候変動温暖化対策やCO2排出量の削減をはじめ、経営基盤の強化や社員の意識向上など環境経営の基盤づくりに取り組んでいます。 ※1 対象:品川センター

■環境経営レポート
2021年度 環境経営 Report

参画・賛同している団体

具体的な取り組み

GHG排出量およびエネルギー使用量の削減・効率改善のため、以下の取り組みを行っています。

分類 取り組み内容
緩和
[全社]
  • ノートPCやタブレット端末導入等によるペーパーレス化の推進
  • クールビズの推進
[エスプール]
  • 印刷物(名刺・会社案内など)製作時のFSC森林認証用紙活用
  • エコロジー・カフェを通じた自然環境の保護活動
  • リモートワークの導入による通勤等にかかる排出量の削減
  • 再エネ100を目指した再生可能エネルギーの導入
  • エアコンの温度管理(夏28度、冬20度)
  • エシカル素材の導入(FSC認証資材の活用)
  • 分別による可燃ごみのゼロ化
  • リモートワークの導入による通勤等にかかる排出量の削減
  • 環境に配慮した容器・包装・資材の導入
  • 電気、水道使用量の削減
適応
  • 災害の影響を受けにくく節水型の“屋内型”農園による野菜栽培
  • わーくはぴねす農園における再生砕石利用

気候変動リスクと機会

リスクと機会の認識

気候変動によって想定される当社事業へのリスクおよび機会について特定をしました。

リスク 主な取り組み 時間軸
物理的
リスク
慢性的
リスク
[エスプールプラス]
ビニールハウス内の
温度上昇による労働環境の悪化
  • 農園に休憩スペースおよび
    日よけシートを設置し、
    頻繁にスタッフが休憩できるような
    環境改善を実施
  • ビニールハウス内の温湿度管理を常に行い、
    一定基準を超えた際は作業中断するなど、
    熱中症の予防策を実施
短期
急性的
リスク
[エスプールプラス]
運営する企業向け貸農園が、
台風、地震、ゲリラ豪雨、竜巻等により
稼働困難となることによる減収
  • 気候変動の影響を受けにくい
    屋内型農園の開設
  • 過去の台風進路を分析し、
    影響を受けやすい農園に防風柵を設置
短期
[全社]
地震等の災害による
コンピューターシステムの
障害・切断による減収
  • 外部のデータセンターへの委託による
    リスク分散
    (また、ネットワーク網の安定稼働強化のための
    投資を積極的に行う)
短期
移行
リスク
政策・法的
リスク
[エスプールプラス]
水資源の稀少化による水利用制限
  • 節水型農園により最小限の水資源で栽培
中期
評判
リスク
[全社]
投資家の判断にとって
環境への取り組みの重要度が増すと、
取り組みが不十分と投資家に判断された場合、
ネガティブな評価を得る
  • 全社的算定および
    各種取り組みによる
    気候変動課題への対応
  • エスプール、ブルードットグリーンなど
    事業を通じた環境への取り組み
    (詳細は「機会」参照)
中期
機会 主な取り組み 時間軸
機会 緩和に貢献する
商品、サービス
[ブルードットグリーン]
顧客の気候変動取り組み推進を
通じた売上の増加

[エスプール]
再生可能エネルギーを活用した
差別化されたサービスの提供による売上の増加
  • ブルードットグリーンのグループ化による
    事業を通じた環境への貢献
  • エスプールロジスティクスにおける
    エコ倉庫構想(再エネ100%宣言)
短期

中期
適応に貢献する
商品、サービス
[エスプールプラス]
気候変動リスクを低減した
屋内型農園により都心部でのサービス提供など
顧客機会の増加
  • 屋内型農園の開設
短期

戦略へのリスクと機会の組み込み

具体的事例
  • エスプール
    ブルードットグリーンを軸にした環境領域での積極的な事業展開によって環境課題の解決に貢献します。中期経営計画においては、CO2削減の「義務化」への流れを見据えることで、新たなCO2削減プログラムサービスの確立に向けて取り組み、環境分野における新たな収益の柱の構築を図ります。自社においてもグループ全体で排出量算定を行い、削減に向けた取り組みを促進しています。
  • エスプールプラス
    わーくはぴねす農園において気候変動によって生じる異常気象として、特に猛暑や大型台風への対策が重要と考えています。猛暑対策として、レイアウトによる日よけスペースの確保など、継続した環境改善を実施しています。
    台風対策においては、過去被害の大きかった農園を中心に防風柵を設置し、被害を抑制。農園運営における更なる安定化を図るため、気候変動によるリスクを受けにくい屋内型農園を開設しました。(2020年:1農園)
    今後も屋内型農園を順次開設を予定しています。(2021年:2農園)
  • エスプールロジスティクス
    気候変動の緩和策としてCO2排出量実質ゼロに向けた環境経営を推進しています。自発的な環境配慮の取り組みによる自らの環境負荷の軽減として、2020年12月より「再エネ100宣言RE Action」へ参画しました。再生エネルギーへ順次切り替えを実施し、あわせて自動化の推進による省人化に取り組むことで、CO2削減を図ります。新たな取り組みとして、カーボンニュートラル実現に向けた、環境に配慮したゼロ・エミッション倉庫の開設を予定しています。これを通じてCO2排出量ゼロを目指します。同時に、CO2削減に対する機運の高まりを機会と捉え、気候変動への取り組みを推進する新規顧客の獲得を図ります。また、自動化の技術発達を見据えて投資することで、持続的な運営体制の構築を図ります。自然災害による物流ネットワークの寸断など発生した際は、社員の安全確保や荷物の保全を行い、顧客に向けては配送状況を共有し、影響の最小化を図ります。

リスク管理手法とプロセス

緊急事案発生時は、危機管理マニュアルの電話連絡フロー図に則って連絡を実施しています。各部門で個別に対応できる、ないしは各部門で対応した方が効率的である事案については、経営危機と位置づけず、連絡のみに留めます。経営危機に該当する場合は、対策本部を設置し、マニュアルに沿って対応を行います。

環境データ

排出量問題への取り組み

環境問題への取り組みとして、地球温暖化の要因である温室効果ガス排出量の削減に取り組んでいきます。

排出削減目標

短期目標:2020年を基準年、2025年を目標年としてGHG排出量の排出原単位を5%以上削減します。
長期目標:2020年を基準年として、2050年のカーボンニュートラルを目指します。
※基準年(2020年11月期)の排出量は「エネルギー消費量とGHG排出量」をご参照ください。

エネルギー消費量とGHG排出量

項目 内訳 単位 2018年11月期
(19期)
2019年11月期
(20期)
2020年11月期
(21期)
エネルギー
消費量
重油・灯油 kl 188 341 410
電気 MWh 3,234.25 3,735.82 2,712.04
GHG排出量 Scope1排出量合計 [t-CO2] 509.03 922.68 1,109.76
CO2 [t-CO2] 509.03 922.68 1,109.76
CH4 [t-CO2] 0.00 0.00 0.00
N2O [t-CO2] 0.00 0.00 0.00
HFCs [t-CO2] 0.00 0.00 0.00
PFCs [t-CO2] 0.00 0.00 0.00
SF6 [t-CO2] 0.00 0.00 0.00
Scope2排出量合計 [t-CO2] 1,617.13 1,823.08 1,274.66
Scope3排出量合計  [t-CO2] 13,291.54 15,021.58 20,255.55
購入した製品・サービス  [t-CO2] 5,695.36 6,060.10 7,464.54
資本財 [t-CO2] 3,777.95 5,147.05 7,651.19
Scope1,2除く
エネルギー活動
[t-CO2] 302.77 404.43 365.54
上流の輸送 [t-CO2] 3,110.43 2,873.16 4,174.70
廃棄物 [t-CO2] 81.56 112.72 158.92
出張 [t-CO2] 90.65 165.17 123.34
通勤 [t-CO2] 232.83 258.94 317.31
上流のリース資産 [t-CO2] 0.00 0.00 0.00
下流の輸送 [t-CO2] 0.00 0.00 0.00
製品の加工 [t-CO2] 0.00 0.00 0.00
製品の使用 [t-CO2] 0.00 0.00 0.00
製品の廃棄 [t-CO2] 0.00 0.00 0.00
下流のリース資産 [t-CO2] 0.00 0.00 0.00
フランチャイズ [t-CO2] 0.00 0.00 0.00
投資 [t-CO2] 0.00 0.00 0.00
GHG排出量合計
(Scope1,2,3)
[t-CO2] 15,417.70 17,767.34 22,639.97
売上 百万円 14,797.00 17,522.00 21,009.00
営業利益 百万円 983.00 1,604.00 2,228.00
GHG排出量原単位
(営業利益あたり)
t-CO2/百万円 15.68 11.08 10.16

※算定範囲:株式会社エスプールおよび100%連結子会社の株式会社エスプールヒューマンソリューションズ、株式会社エスプールプラス、株式会社エスプールロジスティクス、株式会社エスプールセールスサポート、株式会社エスプールリンクの6社を対象とした事業ベース
※算定方法は経済産業省・環境省策定の「サプライチェーンを通じた温室効果ガス排出量算定に関する基本ガイドライン (ver.2.3)」に基づいて実施し、排出原単位は「サプライチェーンを通じた組織の温室効果ガス排出等の算定のための排出原単位データベース(Ver.2.4) 」を用いて算定
Scope1については、温対法算定・報告・公表制度における排出係数、重油:2.71CO2t/kl、灯油:0.00283CO2t/kl、電気0.00047CO2t/kwhを用いて算定